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大会シンポジウム

第73・74回大会統一テーマ「みどりの食料システム戦略と有機農業の可能性」
第74回大会シンポジウムテーマ
「みどりの食料システム戦略と有機農業技術普及の課題:研究開発と実践の現段階」

 第73回および第74回大会では,統一テーマとして「みどりの食料システム戦略と有機農業の可能性」を設定している.昨年度大会では,「みどりの食料システム戦略と有機農業技術普及の課題:欧州の経験と示唆」をテーマとして,講演会形式にて,わが国における有機農業技術普及の可能性を国際的な視野も含めて検討し,みどりの食料システム戦略(みどり戦略)に関連した農林業問題研究の現代的課題を共通認識として位置付けた.
 今年度大会では,みどり戦略のもとでのわが国における有機農業技術普及の可能性を展望するため,その具体的な研究開発の動向と今後の施策の方向性について整理し,特に,規模拡大を志向した経営展開の事例をもとに,新技術の開発と政策的サポートに求められる解決すべき課題を共有する.そして,わが国における有機農業の技術的・経営的な普及可能性を展望する.

座長:山田洋文(地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 農業研究本部 中央農業試験場)

第1報告「農研機構における有機農業技術開発プロジェクトの現段階と課題」(仮)
島義史(国立研究開発法人 農研機構 NARO開発戦略センター)

第2報告「わが国における有機農業技術普及をターゲットとした行政における取組」(仮)
松本賢英(農林水産省 農産局 農業環境対策課)

第3報告「大規模稲作における有機栽培の生産技術と市場対応の実践課題」(仮)
大嶋康司(株式会社大嶋農場)・大學寛和(農研機構企画戦略本部)

第4報告「大規模露地野菜作における有機栽培の生産技術と市場対応の実践課題」(仮)
房安功太郎(農研機構北海道農業研究センター)・中村好伸(新篠津つちから農場株式会社)

コメンテーター 新井祥穂(東京農工大学)・柴崎浩平(兵庫県立大学)